とあるビルでの看板衣料品店が閉店
クリスマスも終わり2023年を迎えました。コロナ禍は今もなお続いていて中国では感染爆発の騒ぎが起こったりと未だ終息の兆しは見えない状態です。しかしこれまで4年続いたコロナ禍で自分達にもどれぐらいの日常生活に影響を及んだか、何気にわかってきたこの頃だと思います。
それで私が昔住んでいた地域でのお話ですが、ある夜にドライブしていた時のこと、一昨年までイルミネーションで色とりどりで賑わっていた上田バイパス沿いのこのビルにあるRON MIYAKO(ロン都(みやこ))というお店、
なんと閉店してしまったようです。


今年はイルミネーションもなく、表の立ち看板も白地に。2022年12月頃だったと思います。
公式サイトには閉店の有無とか何も記載されていなかったのでどうなったのだろうと思って気になっていたのですが(閉店セールの記事はありますがこれは2019年の改装によるもの)、テナントが売却されている様で、どうやら閉業してしまったらしいです。。

近くにはアルペンやヤマダ電気もあるのですが、このビルはそれらができる25年ぐらい前からあったと思います。上田インタービルと書かれているから上田菅平インターができた1996年頃でしょうか。。ちなみに私は今年30歳、つまり物心がついた時からもうありました。。だからこの辺りに住んでいればこの看板のビルがいつも想像の中に入っていたわけです。
このロン都という女性向けのレディースを扱っている婦人服衣料品店。主にアパレルやフォーマルなどのファッションが全般ですが、メイクやアクセサリーなども取り扱っているようです。というかファッションは基本服だけではなくそういうのも含めるわけですよね。。あと長野市にあるイーストプラザ店など一部ではメンズも取り扱っているようで。
てっきり全国規模の衣料品店だと思ったら、長野県発祥の企業のようで千曲市屋代で創業し、現在は長野市に本社(というか現在は事業部)を置いているようです。50年近く続く県内最大規模の衣料品販売業ではあるらしいのですが、レディスに限定されることもあって知名度はそこそこなんですよね。
複数のブランドも展開しており、ファッショングループを謳っていたようですが、そんなにブランドには力があるわけではないらしいです…。その為にネットが普及した平成後期は中々厳しい状況に立たれていたようで…。
長野県以外に群馬や新潟、静岡にも店舗を構えている様ですが、後述するように現在は東日本や西日本、中国地方の方にも進出しているので全国規模にはなりつつありますね。
子供の頃はよくこのあたりを通っていたので特にこのビルは周辺のビルよりも高く目立っていたので印象には残っていますね。看板の色から何気にジャスコみたいだったし(今のイオンですけど)。。私は男なのであまり関係がない店なのですが、なぜか上述のようにとても思い入れがあって。
上田市内だとアリオにもロンミヤはありましたね。てっきりそれを見たときは移転してこのビルの方はもうやってないだろうと思っていたのですが、そうではありませんでしたしその後も営業は普通に続いていました。
このお店について大元を調べてみたところ、この店舗閉業の直接な原因かはわからないですが、どうやら以前から北陸新幹線(長野新幹線)開業によって購入層が東京の方へ流失してしまったことや、他の衣料品店へのネット通販の影響で業績が悪化(負債額約34億円)してしまい、2019年の3月に民事再生法の適用を申請してたようです。つまりは時代による衣料品の買い方の変化で業績が悪化してしまったと。。
しかし再生法を適用した翌年はご存知の通り新型コロナによるパンデミックが始まりましたね。
その結果なのかさらに業績の悪化が進んでしまって2020年11月にとうとう法人格が消滅してしまい株式会社が無くなってしまったようです。
時代ですかね…。1999年のピーク時は売上が71億円もあり店舗も30店あったようですが、他のファストファッションブランドとの競争激化もあって2019年には約20億も売上が減って店舗数も20店まで減ってしまったようです。
確かにここ数年長野を含め、全国的に購入層の多い若い年代の女性は東京の方へ流失している傾向がありますし、さらに流出のほかにも全国的に女性の人口(高齢者を除いた数)も減少しつつありますから、長野を主として続けて行くにしても厳しさは想像がつきますね。
まあ、ロン都自体は歴史が長いし利用する年齢層は今やあんま関係ないと思いますが(私は中高年の方が主に利用しているイメージ)
でもロン都は事前(2019年)に「マツオインターナショナル」とかやらの東京の企業と譲渡契約を締結し、会社の事業を全てそこへ委託していたようです。従業員の雇用もそれによって維持され、営業も続けられたようでして。まぁ良かった。つまりは倒産を前提として再生法を申請してたようですね。。
だから2022年の初頭までもこのビルでの営業は続いており、クリスマスの時期はイルミネーションも飾られていました。

https://ameblo.jp/idem2007/entry-12713073544.htmlより(2021年12月)
私はイルミネーションが好きなので気になるんですよね。
この時期だとアリオもイルミネーションも綺麗だし(関係ないけど写真掲載)。


それはさておき、
結果的に2020年にはロンミヤの経営する会社の法人格が消滅してしまったのですが、ブランド名だけは生き残ったようで、今もマツオインターナショナルの中の事業部として元の会社は無くなってもお店は残っています。昔から目にしていたブランドがなくなってしまうのは悲しいですからね。。亡くならずによかったー、そう感じます。。
ちなみにマツオインターナショナルとの締結後は、企業の力もあって締結前に20店舗あったロン都も、現在は長野東急百貨店やアリオのようにテナント店を増やして37店舗に増えていき、さらに新ブランド「INSIS」(インシスト)や(かつての創業時の店名である)「ミヤコヤ」を展開し、東北や西の中国地方にまで店舗を伸ばして拡大しているようです。https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2022072600280
委託した後にも良い面もありました。しかし元来はしまむらやパシオスのようにロードサイト店を展開していたので、店の数は増えてもテナント店が主流となると以前よりはブランドが目立ちにくいかもしれませんね。。百貨店には似たようなファッション店は他にもゾロゾロありますから、中々ブランド名を意識するとなるとどうでしょうか? とはいえ長野県発祥の企業なので頑張ってほしいところ。
くしくも私が住んでいた地域での店舗では閉店しまい残念でしたが(現在も看板はまだそのままですが)、今後も思い入れのある地元のブランドの企業は、できる限り残っていってほしいと願う限りですね。
↓なんかCM動画がまとめてありました。
他の店舗においても、やはり特徴的で目立ったファッション店だったんですね…。動画投稿者も関係がない男性のお方…。こういう何気ない感じのcmは好きだしアナログ映像画面良き(^^)
近年でも他に無くなった企業・ブランドなどは結構ありますね。大手だとガソリンスタンドでゼネラルやモービル、コンビニだとセーブオンやサークルk、県内ではスーパーマツヤもデリシアに統合されて(アップルランドも消滅)いつの間にか無くなってしまいました。さらに今年の6月には八十二銀行も長野銀行に統合されて、八十二銀行の名前も亡くなるとやらで。時代においても企業の変化は著しく見えますね。
私が少年時代を過ごしたあの頃からは時代の変化を改めて感じるこの頃です。馴染みのある県内で創業した店の中、ロン都は残ってくれてよかったと思います。
あと地元企業といえばスーパー「ツルヤ」は逆に繁盛して2020年に群馬県に進出したようです。軽井沢では特に人気があり、むしろ観光よりもツルヤのために軽井沢に訪れていたりとか…。衣料品と違って日常的にスーパーは使いますからね、お客さんがどれぐらい需要を持ってお店に来てくれるのか、持続できる企業も世の中の変化や情勢によって購入層がどう動くかで色々左右されることを感じさせます。
私は普段別のジャンルで活動しているのですが、たとえ自分に直接関係がないものでも、地元長野県で展開していた企業が他の県に進出することは、県代表のマラソン選手やサッカー選手を応援するように嬉しいものだとつくづく感じますね。
2023年でコロナ禍も4年目なり、昨年はウクライナ侵攻もあって値段が高騰して経済的に不安定な状況ですが、多くのものがコロナ禍の社会にも乗り越えられるよう、特に古き馴染みのある企業は続けられることを願いたいです。